Interview Vol.5

学生時代からの夢
海外移住をセブンゼンで実現

花井彩音

フリーランス応援サイト「PATIO」ディレクター

PROFILE

新卒入社した人材派遣会社を経て、2016年にセブンゼン入社。
プロジェクトアシスタントやビジネス翻訳の進行管理補佐業務などを経験したのちに、フリーランス応援サイト「PATIO」の構築・運用担当に。2020年にはセブンゼンに在籍したままポルトガルに移住。
現在は、ポルトガル第二の都市・ポルトに居住しながら、PATIOのコンテンツ企画や保守運用、SNSアカウントの運用、社内向け人材データベースの構築などに従事している。

現在の担当業務をお聞かせください。

フリーランス向けの募集案件情報やコラム記事などを掲載する、フリーランス応援サイト「PATIO」の保守運用を担当しています。具体的には、募集案件の登録やコラム記事の企画・更新、サイトの保守、開発会社との窓口業務などです。そのほか、セブンゼンのSNSアカウントの運用や社内向け人材データベースの構築なども行っています。

セブンゼンはフリーランス人材のエージェントが主力事業です。そのため、事業の運営には人材情報や案件情報の集約管理が欠かせません。そこで、PATIOの運用や人材データベースの構築を通じて情報を一元化し、組織の営業活動などを支援するのが私のミッションです。

海外移住した経緯を教えてください。

学生時代はポルトガル語専攻で、1年間のポルトガル留学も経験しました。そのころから「30歳までにはポルトガルに移住したい」という夢がありました。ただ、夢はあっても、具体的にどう実現すればいいかは、全く検討がついていませんでした(笑) 学生時代の就職活動でも「これから入社したいという立場で『数年後には海外に住みたい!』なんて話したら受け入れてもらえるわけがない…」と思い、本音を隠して面接を受けていました。

しかし、セブンゼンに入社する際に、代表の横山に思い切って夢を伝えると「どうやったら実現できるか一緒に考えよう」と、とても前向きな反応で背中を押してもらいました。その後、いくつかの業務を経験したのちにお客様先への訪問などが不要なPATIOの運用担当者に配属してもらうことで、海外移住を実現することができました。現在は、オンライン会議などを活用するなどして日本国内と連携し、業務に従事しています。

現在の業務のやりがいは何でしょうか?

PATIOなどを通じて、フリーランスの皆さんがセブンゼンに登録してくれたり、登録を継続してくれたりすることが、今のやりがいです。

現在の業務を担当するなかで強く感じるのは、フリーランスの皆さんは「孤独感を抱えやすい」ということです。フリーランスに同僚はいませんし、独力で道を切り開かなければいけない分、孤立しがちなのだと思います。だからこそ、PATIOはフリーランスの皆さんに安心感を提供できるコミュニティでなければいけません。そして、その安心感のためには、コンテンツが定期的に更新され、有益な情報が共有され、継続的に案件が掲載される必要があります。

PATIOがコミュニティとして完成するのはまだまだ先のことですし、現在の業務も手探りのなかで進めているのが正直なところです。しかし、少しずつでも登録希望のお問い合わせや登録数が増えるのを見ると期待に応えたいという気持ちになります。今後も、こうした小さな手応えを積み重ねながら、日々の業務をこなし、フリーランスの皆さんがポテンシャルを最大限に発揮できるようなコミュニティを作り上げたいと考えています。

インタビュー:2022年秋