Interview Vol.2

IT活用×業務改善×プロジェクト管理
3つの掛け算で積み上げた経験で
お客様のビジネスに貢献したい

土屋謙一郎

取締役

PROFILE

国内製造業系SI・外資系コンサルティング会社等を経て2004年にセブンゼンへ参画。
IT領域全般におけるコンサルティングを中心に、大規模な全社横断プロジェクトの支援や開発・保守事業の責任者として各種案件への支援を行う。
直近では大手金融業向けにクラウド等の技術活用・定着化をテーマとした支援を実施している。
早稲田大学 第一文学部 文学科 英文学専修 卒業

どのような経緯でセブンゼンに入社したのでしょうか?

最初に入ったのは製造業で、配属は外向けSI事業のデリバリー部隊でした。下請け的なスタンスが強く、改善提案型のチャレンジが難しいこともあり、26歳で外資系コンサルティング会社に転職しました。

新たなERP関連サービスを立ち上げるタイミングでリーダー候補として入社、最終的には約200名体制のビジネス規模を責任者として率いていました。マネジメントから高い評価ももらっていたのですが、数字達成と顧客デリバリー品質の両立に深夜まで格闘する毎日でもありました。その後は自分が理想とする顧客向けサービス立ち上げを企図し、当時日本進出間もない小規模な外資系コンサルティング会社へ移りました。

そこでもなかなか想いの実現は難しく、次は決済系のベンチャー企業を仲間と立ち上げてみたものの、事業化の谷を越えられず清算。原点回帰を目指して、個人で会社を立ち上げたタイミングでセブンゼン代表の横山と出会いました。「一緒にやらないか」という打診を受け、議論を重ね、横山の価値観に共感できたので入社を決めました。かれこれ20年近く在籍しています。

仕事内容や働く上でのやりがいを聞かせてください。

IT周りの課題改善をテーマとするお仕事が多いですが、業務領域としては管理会計が強みです。管理会計スキームの導入でもIT活用は必須ですし、逆にシステム導入やITサービスの立ち上げでも業務効率化視点が必要です。大規模になればプロジェクトマネジメントも重要ですから、ITと業務とプロジェクト管理という3つの掛け算を意識して経験を積み重ねてきました。お客様の課題に応じて、3領域のスキルをアウトプットにつなげるというのがコアとして持っている価値観ですね。

また、取締役としてはもっと営業活動をする必要もあるのですが、単独でヘビーな案件を担当することが多くてなかなか出来ないというのが実情です。そこは代表の横山に任せていて、彼が持ってきた新規の案件に対してしっかりデリバリーする事例を作る、継続につなげるのが自分の仕事だと思っています。

やりがいという話で言うと、お客様の課題とか困っていることでお声がけいただく中で、これは無理だって思う場面もたくさんあります。ただ、成功の可能性があれば前向きにやり遂げる決意を持ちますし、お客様と一体化する形で推進します。その結果として後悔なくやり遂げられたという結果が次へのモチベーション、嬉しいところですね。

これからセブンゼンと出会うお客様やフリーランスの方へメッセージをお願いします。

フリーランスのコンサルタントとお客様のマッチングだけをビジネスとしてやっている会社はいっぱいありますが、セブンゼンはお客様の目線に立ったプロとしての着実なデリバリーを重視していて、そこは他社と差別化できる部分です。デリバリーの実績やお客様との関係性を築き上げてきた中で我々のビジネスがあると認識しています。

また、会社としてマーケットに対してだけでなく、社員との距離感も臨機応変に変えています。社員のやりたいことと会社のやりたいことが必ずしも一致してなかった時に、会社のやりたいことだけを押し付けるのではなく、それぞれの思いや気持ちを尊重しているのは良いところかなと思いますね。

インタビュー:2022年春