Interview Vol.1

ポルトガルから
日本のビジネスに貢献する

セルジオ・リアル

システムアドミニストレータ

PROFILE

ポルトガル出身。現地大学の文学部を卒業後、大学院で日本語・英語・ドイツ語の翻訳について学んだのち、日本で英会話事業を行う企業に就職した。その後はセブンゼンに転職し、エンジニアとしてセブンゼンが運営するフリーランスのためのコミュニケーションサイトPATIO(パティオ)の運用と、翻訳作業を担当。現在は同じくセブンゼン社員である日本人の妻と共に、ポルトガルを拠点に業務を行っている。

どのような経緯でセブンゼンで働くことになったのでしょうか?

もともと映画・本・音楽など日本のカルチャーが好きだったので、大学で日本語を学び始めました。その後は日本に住んでみたいという気持ちが強かったのと、日本人の彼女(現在の妻)と交際していたというのもあり、日本の会社に英会話講師として就職しました。そこで2年ほど勤めたタイミングで、先にセブンゼンで働いていた妻から紹介されて転職したという経緯です。

妻がポルトガルに住みたいという気持ちが強かったので、日本でお金を貯めて将来的に移住を考えていたのですが、横山社長に相談したところセブンゼンに所属したまま現地で働くことを提案してくれました。当初は日本と半分ずつの生活が理想だったのですが、コロナの問題もあり、今はほぼポルトガルで暮らしながら仕事をしています。

主な担当業務と、ポルトガルから仕事をする上での苦労などあれば聞かせてください。

翻訳作業のほか、エンジニアとしてPATIOというフリーランス向けコミュニケーションサイトの運用をしています。昔からPCやゲームが好きで、ある程度の知識は持っていましたが、エンジニアとしての経験はありませんでした。PATIOの立ち上げにあたっては、様々な講座や研修を受講して知識を習得しました。

作業に関してはオンラインで問題なく仕事ができますが、約8時間の時差がある中での活動には試行錯誤が必要でした。現在は日本の16時〜19時台(ポルトガルの朝)を使って日本側とコミュニケートし、日本側が寝静まった時間帯に活動することで作業の効率を高めています。

セブンゼンの良さはどのような部分だと思いますか?
また、海外の会社との違いはありますか?

日本の会社には珍しい、新鮮な考え方を持ったオープンな会社だと思います。そういう意味ではヨーロッパの会社に近いところもあるのかなと。柔軟に最適化し続けているところが良いところですし、横山社長は常に新しい価値を生み出そうとしているので、私もその力になりたいと思っています。

また、会社が色々な働き方を応援したいという考えを持っていて、私たち夫婦の「ポルトガルに暮らしながらセブンゼンの仕事をしたい」という意向を面白がって実現してくれました。こういう会社はなかなか見つけられないと思います。

インタビュー:2022年春